イハナ日誌

イハナハウスの風景

晴れ舞台

2009年03月18日(水曜日)

晴れ舞台 晴れ舞台 晴れ舞台 晴れ舞台

2008年10月21日のイハナ日誌でご紹介しました「墨の会」のメンバーお二人が、目標だった松戸市書道展覧会に出品されました。レベルの高い本格的な作品が出品される展覧会ですが、展示されたお二人の作品も堂々と輝いておりました。

「一期一会」と書かれたのは、今、いちばん心に響く言葉だからとのこと。
イハナハウスにご入居の皆様は、互いを好意的に受け止めることを、ごく自然にされていらっしゃいます。「お互い様」という気持ちや、「助け合う」という気持ちでイハナハウスの穏やかな空気を作り出して下さっています。おひとりおひとりが、「一期一会」の精神を心に保っていらっしゃる、スタッフは日々、実感しております。

「安心」と書かれたのは、イハナハウスに入居して、いちばん感じているお気持ちだからとのこと。
イハナハウスにご入居され、お一人暮らしの不安から解放されても、全く不安が無くなるわけではありません。ご入居後も、皆様の不安と向き合い、ひとつひとつ解決してゆくのがスタッフの仕事ですが、まだまだ至らない点もございます。
「安心」が皆様の笑顔と元気の源。改めて心に刻みました。

おせち料理

2009年01月11日(日曜日)

おせち料理

今年もまた、スタッフが得意料理を分担して、イハナハウスのおせち料理をご用意致しました。(銘々に取り分けた写真のお料理の他、煮物やお雑煮も食卓に並びました)

大晦日には年越しそばはもちろん、年越しのご馳走、元旦にはおせち料理とお雑煮、元旦の夜は恒例となったスキヤキと、いきいきリビングも大賑わいです。
もちろん、七日の七草粥、鏡開きのお汁粉も、、「お汁粉とぜんざいの違いとは?」といった話題とともにお楽しみいただきました。

昨年ご入居され、初めての年末年始をお迎えになったご入居者様にもイハナハウスのお正月をご満足いただけて、嬉しゅうございました。
おいくつになられても、おひとりになられても、お正月は厳かな気持ちで迎え、華やかにお過ごしいただく大切な日です。おせちの支度もイハナハウスにとっては当たり前のこと。その“当たり前”のために、だて巻き卵の焦げ目具合に情熱を燃やす、、そんなスタッフ一同、皆様の日常をしっかりサポートして参ります。

あけましておめでとうございます。

2009年01月01日(木曜日)

あけましておめでとうございます。

写真はイハナハウス4Fのベランダから撮影した初日の出です。
ご入居の皆様も、居室から初日の出を堪能されたそうです。

イハナハウス開設から、3度目の新年を迎えた今年は、ご入居者も増えて更に賑やかなお正月となりました。

居室数16戸の小さな所帯です。ご入居者数が少ない分、皆様の状況に合わせたサービス内容になるように更なる工夫を図り、今年も、快適に安心できる暮らしを提供して参ります。

現在、空室は2部屋ございます。
ご検討中の皆様には、体験入居をおすすめいたします。
入退去が手軽な高専賃とはいえ、シニア世代の住み替えは心身共にエネルギーがとても必要なこと。ご本人様とご家族様にじっくり検討していただく納得のご入居を願っております。
これからを考えるきっかけに、お気軽に見学、体験入居にお運びくださいませ。

また、最近は県内外から、ケアマネージャ様、ソーシャルワーカー様からのお問い合わせも増えて参りました。私どもでお役に立てることがございましたら、お気軽にお声がけください。

クリスマス

2008年12月25日(木曜日)

クリスマス クリスマス クリスマス

12月に入ると、イハナハウスもクリスマス飾りの登場です。
毎年クリスマスツリーは、いきいきリビングに飾る他、1階のエレベータ横にも飾っております。この写真のツリーは、いきいき舎が現在の常盤平陣屋前に越してくる前、お庭に植えて育てていた小さな松の木で、鉢に植え替えて一緒にお引っ越ししてきたものです。
日当りが良いためか、ぐんぐん成長し、今年はエレベータ横に運び込むのも少し大変でした。
日が短くなり、寒さも増し、ひとりでいると少し黄昏れ気分になる12月、この場所にツリーが飾られると明るい気持ちになっていただけそうで、男性スタッフが頑張って運び込んでくれました。

そして、クリスマスの飾りがすっかり整ったイハナハウスに、いきいきリビングイベントの音楽会にお越し下さったことのある方から、手作りのお菓子の家が届き、思いがけない楽しい贈り物に歓声があがりました。

今年のクリスマスイブはお客様をお招きせず、ご入居の皆様だけでクリスマスディナーを楽しんでいただきました。
BGMはナットキングコールのクリスマスソングが好評で、竹川パティシェのクリスマスケーキとともに、すてきなひとときになりました。

ぼくの会

2008年10月21日(火曜日)

ぼくの会

「今週は“ぼくの会”があるのね」と女性ご入居者が数人で話していらっしゃいます。

ぼくの会?
僕の会?

ほどなく、「墨(すみ)の会」と命名した書道教室を指していることが判明。
かわいらしい言葉の響きに、その時間を楽しみにされているご様子が重なって、さっそく「イハナ日誌」に紹介させて頂くことにしました。

イハナハウスには、書道師範という“別の顔”を持つスタッフがおります。
せっかく身近に先生がいるのだからと、ご入居者からのご希望で月に2回、書道教室が開かれることになりました。

ご入居者の皆さんと大笑いしつつ、気さくに快活に仕事をしているスタッフが、サッとエプロンを外したとたんに、師範の顔になります。

師曰く、「今は永字八法から、基礎をしっかり学んで頂いています。たった一文字でも隅々まで気を抜くことなく書き上げる集中力が、芯の通った背筋の張る精神を養うのです。書き上げるほどに、“ただのオバサン”ではなくなるのです!!!」

どうやら、文字の上達ではなく「精神の向上・充実」を目指しているようです。
実際、参加されている方々は、座って文字を書いているだけなのに、運動をしたような心地良い疲れがあるそうです。

また、文字への関心が高まり、外を歩いていても、広告文字が気になってじっくりとご覧になるとか。時にはそんな話題に沸くイハナハウスです。

今の目標は、来年の松戸市の書道展に出品すること。その時が、とてもとても楽しみです。

※永字八法
書法伝授法の一。永の字一つですべての漢字の筆の運び方を修練できるというもの。側(そく)・勒(ろく)・努・(てき)・策・掠(りやく)・啄(たく)・磔(たく)の八種の筆法。